変わるかYouTubeの著作権侵害スキーム、2件の著作権判決

京都と東京で、著作権にかかわる判決がでました
カグア! 2021.12.23
誰でも

編み物ハンドメイドの動画で、著作権侵害を通報された女性がいます。その件にまつわる判決が京都ででました。いっぽう、東京では、漫画村に関する判決がでました。一見無縁にみえる2つの判決からYouTubeに今後影響するのではないかと思い、考察します。

編み方動画に著作権なし

https://bit.ly/3Fkbtmp

「漫画村」に広告掲載は「違法行為への幇助」

https://bit.ly/3evO99P

京都地裁で出された判決は、こうした事案です。あるユーチューバーが、別のユーチューバーに著作権を侵害されたとして、YouTubeの通報システムを使いました。そして動画は削除。しかし、YouTubeで3アウト制といって、このあとさらに著作権通報がつづくと、そのユーチューバーは広告がつかなくなってしまいます。その精神的苦痛をうったえ、著作権侵害通報が不当と裁判をおこしたものでした。

判決しては、当初の編み物動画は著作権侵害とまではいえず、苦痛を訴えた側の主張を認めたものとなりました。SNSでは、この判決は妥当という声が多くみられ、アイデアは著作権にあたらない、という原則がつらぬかれたものとなり、一定の評価をされました。

東京地裁で出された判決はこうです。漫画村に広告を出した広告会社を相手取り、漫画家の赤松健さんが起こした訴訟です。判決は、赤松さんの主張を認め、広告会社に著作権侵害ほう助を認めたものとなりました。著作権侵害の資金源となる広告主に不利益が与えれれば、一定の抑止力が期待されると、SNSではおおむねよい評価で拡散されていました。

さて、いっぽうで、こうした著作権侵害に対応するシステムを実装しているYouTube。とくに、後者の判決からすると、YouTubeには著作権侵害のほう助となることは考えられないでしょうか。現在でもYouTubeでは、多くの著作権侵害動画が広告収益を得ています。プラットフォームだから許されることではありません。

今後、YouTubeなど著作権侵害コンテンツを掲載しているプラットフォームに、厳しい目が集まり、クリエイターとそのコンテンツが、より守られるプラットフォームになることを願わずにはいられません。

ちなみに、赤松さんの事案についてはねとらぼで、さらに詳しく書かれています。具体的な広告会社の2社の社名も掲載されています。

「漫画村」を“ほう助”した広告代理店 - ねとらぼ

https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2112/21/news137.html

このことで、広告企業は自分たちの広告掲載先を、より吟味していくような流れができてくることを祈ります。

#ハンドメイド動画 #編み物動画 #著作権 #YouTube #判決

さて明日 12月24日は、、、!

・クリスマス・イヴ
・BOØWY 解散宣言
・史上初の月周回飛行
・相葉雅紀 誕生日
・ヴァスコ・ダ・ガマ 命日

#明日のネタにどうぞ

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